2010年12月16日木曜日

枯れ葉がごちそうに見える日

アスファルトの道を茶色の落ち葉が埋める。
土のご馳走だ。
都会人にとっては邪魔者の焼却場行きのゴミとしか目に映らないのかもしれない。
エコポイントゲットに血眼になるのもわかるけど、森や林を守って生ごみや枯れ葉を堆肥化することも大切じゃないのかな。

と時代遅れのおばさんは考える。

明日は大きなビニール袋用意して初めての腐葉土作りにチャレンジしよう。
小学校のウラの林に行くとすっかり葉を落した コナラの木に小さな山鳩がきた。鳥の名前はよくわからないんでもしかしたらツグミかも。

コンクリートの学校にサヨナラして、なつかしい雑木の中にいると時間を忘れる。

ゆずの加工、月桂樹の剪定 息子が自宅にいるので助かる。人間万事塞翁が馬だね。

2010年11月15日月曜日

Long Time No See

しばらく人間界の雑多な囚われごとに捕まっていて無沙汰していました!

森の中はめぐる季節とともに人知れず美しい花や不思議な木の実に満ち溢れて秋の饗宴もみごと、なのにカメラを持つ余裕もなくて残念。
年末は間伐の業者さんがはいったりする予定で現在木の種類を限定中。
シラカシ、マンサク、シロダモ、ナラ、カラタチバナ、ミズキ、ニガキ、アカメガシワ、ケヤキ 黄色のテープと樹木の図鑑を持って蜘蛛の巣にまみれて格闘が続いて、池袋のデパートに忘れた絵の作品さえひきとりに行けてない。

涼しくなってやって草の勢いがお衰え蚊に刺されることもすくなくなり秋から冬に移ろう森もまた格別。
写真はずっとまえの彼岸花 をアップ。

2010年10月15日金曜日

さつまいもの収穫

「おトーサンのおかげでついに出来ましたよ!」
大きな紫芋を掘り上げ、畑の恩人のお婿さんに渡した。「紫イモですね。」と嬉しそうに受け取って
くれた。
ついでに肥料をもらった高級住宅街の奥さんにも少し小さいのをふたつ。
結局家に持ち帰ったのは一個だけだけどとてもイモらしい形をしたイモ(以前掘ったのは超奇形)で大満足。

昨日長男と植えたオリーブの木にきょうは肥料をあげた。
曇りだと油断してかえっていつも肌に紫外線をあててしまう。 日焼けが地について、しまったぁ。

自転車で森に通う道すがらネットに囲まれた大きな梨園がある。道路脇の金網の隙間に空き缶やゴミが押し込まれている。現代人は働く人への敬意なんて全く失くしてしまっているのかしら。
この辺ではマンションに建売住宅 があふれ出し、農家は税金対策でしか作物をつくらなくなってしまっている。梨園は数少ないプロの農家なのに。

野良で働く人なんてすっかり変人になってしまったけど夢の農園作りを楽しもう。

2010年10月5日火曜日

稲倉の棚田を守る会 稲刈りに参加


稲刈りに参加  と言っても実は息子二人に車を提供し働いてもらい、三時間半の運転や雑務で疲れた中年夫婦はもっぱらりんご園のご主人がお皿にナイフと一緒に出してくれた梨やりんごの試食品をごちそうになりながらおしゃべりしていただけだ。
 「息子ふたり、稲倉の棚田で稲刈りです。」
「なんだ、うちのリンゴ園でアルバイトしてもらいたいくらいだなぁ。」
「お忙しいでしょう?」
「いや年末、贈答用のりんごの時期ほど忙しくないですよ。ことしはちょっと熟すのが遅れてるし。」
りんご園のご主人はいかにも自分の仕事を楽しんでいる、都会のサラリーマン(わが夫)にはないふくいく?とした表情でゆったりと働いている。

おしゃべりを楽しんだうえ、規格外品のりんごをバケツいっぱいいただいてしまった。
わーい! りんごジャム作る喫茶店のママさんにおみやげができた。

時折鳴る鳥よけのドーン、ドーンととどろく空砲に驚く。可憐な赤い実を鳥達についばまれないように守るためだそうだ。
田植え、避暑、稲刈りと今年3回目の長野県。高速道路、長いトンネルはまるでタイムトラベルしているようだ。長時間のドライブは苦手だけど、おいしい食べ物があふれる信州は好きだ。

いよいよ十月、わがベリー 園も肥料を施し実りの夏を楽しめるようにときょうは半日野良仕事。長男は柑橘園方面のキコリで熱帯性の繁殖力旺盛なアカメがしわの木を退治。

2010年9月23日木曜日

くず

いたいけなレモンの苗にからみつき、ポイ捨て防止に張ったネットに巻きつき道路まで勢力を伸ばし、木々のてっぺんまでをおおう葛の花。この猛暑に熱帯生まれの植物だろうか。蛇のごとく縦横無尽に光合成を独占しようと森中をのさばっている。ふと見上げると高い木の上に草刈人の憎き敵、葛の花があでやかにに咲いているではないか。まるでいやしい人間を見下ろして「野生の品格ここにあり。」と勝ち誇っているようだ。

考えて見ると、雑草か雑草でないかの違いなんて、人間に好まれるか好まれないかの違いしかない。しかし人間に疎んじられるドクダミとかアカメカシワの木にはたいてい並はずれた薬効成分があるそうだから不思議だ。


都合よく品種改良された野菜や草花ばかりに囲まれて、「菜園とガーデニングが趣味ですの。」
って方々も住宅街には沢山いらっしゃる。

わたしのように「雑草が趣味ですの。」と話したら、もう立派な「変人」のジャンル入り。
「おまえなんかクズだ。」 なんて言われているんだろうけどかまわない。

猛暑一転雨模様で気温が十数度低下。ついに新車用のカーナビを探しにイエローハットに。空間的認知力のない我が家のすべての運転手には救世主。
大学の遅い夏休みで次男が帰って来て久しぶりの四人家族を楽しんでいる。

2010年9月17日金曜日

彼岸花みーつけた

朝九時から森の北側にある樫の木やケヤキの木に赤や黄色のビニールテープを貼った。工事の人がわかるように間伐の準備だ。
森の中は蜘蛛の巣がどこもかしこも張り巡らされている、その上、蚊はブンブン、雨の後で木の幹にはナメクジはニョロニョロ。樹木の種類を見極めるのに空を仰ぎ葉っぱの形に目を凝らす、と蚊や蜂よけのネットのついた菜園帽子がずるずる地面に落ちる。テープを切ろうと右手の軍手を外すと容赦なく蚊の攻撃。
きょうのような日照りでも森の中は涼しいのがせめてもの慰め。
落ちてるビニール袋を拾い上げるとまるまるとしたカナ蛇が二匹飛び出す。枝に手をかけるとカサリ、わっ、カマキリ!
白い上着は蜘蛛の巣だらけ、汗まみれになって家へ帰ると正午になっていた。

くたびれて午後はデザイナーの友人の店でお茶を一杯もらいおしゃべり。「間伐した枝でボタンを作ってよ。」「絵も飾るよ。」
と注文を受ける。(あなたは午前中のわたしの苦労をしらないね。)
夕方いつものようにフラの練習、けっこう足と手のハードな運動。地味な労働の後は華麗に踊らなきゃ。

写真はトーさんが草刈をした後出現した彼岸花 。今日の汗のご褒美かも、ありがとう!モグラよけに通信販売で買おうと思ってたんだ。大切なものは自分のそばに眠ってるんだね。

2010年9月14日火曜日

初めての果実 秋の気配

 裏の林に蜘蛛の巣が縦横無尽に張り出した。電気草刈の柄を振り回しながら前進。バッタの美しい飛翔。クリの小さなイガが実らないうちに沢山落下している、多分日照りと高温のせいだ。

日曜日、馴染みになった駅裏のカフェに行く。ママさんもシェフのご主人も園芸好き。植物談義で盛り上がったりして時折、家でできた果実なんかも持っていく。
すると帰りにビルの谷間で干している秘蔵の手作りアジのひらき、しめサバなんかをおみやげにいただいてしまう。お陰さまでお店には売ってない、おいしい干物がいただける。ありがたい。
わたしがレモンの苗も育てていることを話すと「今度家に来る植物学者の人に育て方聞いといてあげますよ。」って嬉しいな。

月曜日夕方液肥を森に運び実をつけている柑橘類やバラの苗に運ぶ。乳酸発酵した米ぬかは威力がありそうなんでどこかでもっともっと調達しなきゃならない。
夏ミカンは濃い緑の実をたわわにつけまるで小宇宙を思わせる。 さしずめわたしは星の王子さまではなくて星のオバサンかな。

写真は十余年の歳月を経てやっと実ったざくろの実。バンザーイ! チェーンソーで枝を手入れした甲斐があったょ。大事な一人娘みたいだね。

2010年9月12日日曜日

ゴミの投げ捨て防止作戦

先週リサイクル品で作ったゴミの投げ捨て防止看板を二か所に設置。雑な作りで看板そのものがゴミと間違えられないか不安。ネットと草刈、看板効果で投げ捨ては冬に較べれば激減。
生ごみを乳酸発酵させたものを息子に頼んで苗の間に埋めてもらっている。黄金の木の実がたわわに実るのはいつのことだろう。



レモンやミカン類の苗に念のために段ボールでマルチ。なんだかこの異常な日照りがまた続く予感がする。
汗水たらすとはこの事なんだ。シャワーを浴びればすっきりだ。

ズッキーニ、きゅうり、森の人参畑は全滅、水やりが空しい 、すっかり自信を失った。
わたしに手のかかる野菜育ては不向きと判断、柑橘果樹やベリー、ローズヒップのできる野バラなんかの栽培に徹しよう。野菜、キコリはトーさん、筋肉を要する作業は長男という風に自然と仕事が分化してきた。

2010年9月8日水曜日

めぐみの雨だよ。

朝がた亡き父の夢を見た。「(頼むよ」と元気そうにわたしと並んで歩いてたかと思うと駆けだし実家の入口でぱったり倒れてしまう。「そんなに駆けないで。」と言ったのに。
背中を必死にさすったけど心臓の鼓動が次第に途絶えてしまう。去年の早春のように全然苦しんでる様子もない。

朝起きて気がつくと二か月ぶりの慈雨。

トーさんの出勤の時「水やり大変だったでしょ。」 と一番に登校する近所の野球少年がけなげに声をかけてくれる。
「野球の練習もタイヘンだったでしょ。」 「うん、だけど一日も休まなかったよ。」少年の顔はキリりと縦長になり、鍛えられた野球顔になってる。家のトーさんに「おじいちゃーん」とすりより農作物にムシャつく「孫」みたいな子。

写真は奥日光でみた虹。毎日夕立ちに遭う、けれどはっきりした半円の二重にかかる虹を見たのははじめて。撮影の技術がなくて残念。スケッチブックに色の順番を急いでチェックしといた。

2010年9月6日月曜日

巨大青虫クン

森で育っている苗のために朝から段ボール箱切り、看板作りに精を出す。段ボールは根の周りの保湿をはかるため、看板はゴミ捨て防止の為だ。
九月になっても一向に雨の兆しはない。きょうも夕方タンクの水を積んで新車で出動しないと。

バラは自家製EM菌の液肥で元気はつらつ。森の入口に野バラ園を作ろうと夢がふくらむ。

ベリーの苗がついに一本枯渇。やっぱり森は目が届きにくいしほとんど野生状態だ。温暖化の進む厳しい環境で生きなきゃならないんだ。苗には段ボールのマルチを敷いておいたほうが良さそうだ。

あぁ、木の苗なんて一度植えれば暇と思っていたのに、意外と手がかかる。元気なレモンの新芽だって 巨大青虫がぺロり。


森の間伐も業者に頼んでいるので残す木を選考中。木肌と空に向かって広がる葉っぱの形で種類を判定、残す気にはテープを巻きつけている。トーさんが樹木の図鑑を見つけてくれたんで本ともにらめっこ。おじいちゃんが生きてくれたらいろいろ教えてくれるだろうにな。
森の仕事はけっこう忙しい。



土曜日、卒業した生徒さんから高校の文化祭のメールをもらい久しぶりに学園祭へ。ピンクのそろいのシャツを着てまぶしいくらい落ち着いた明るい表情を見て安心。おかまカフェがあって女装した男子がはにかみながら廊下を駆けていてカワイかった。若いエネルギーをちょっこしもらう。

2010年9月2日木曜日

炎熱地獄からの逃亡

連日35度の熱波。肌に陽射しが朝から痛い。トマトもさすがに水不足、水タンクやペットボトルを運ぶために車で出動。植物達も心配だが人間のわたしも枯渇気味。

で奥日光の温泉ホテルに家族三人で二泊はまさに避暑となった。
夜はホテルの芝生で野生のシカ達の饗宴をロビーで眺めることができる。夜中鹿の鳴き声はけっこう甲高くカワイイ。赤外線カメラがないのが残念。


家のトーサンの生まれ故郷周辺をバスで周遊。クマの出没する今は錆びれた観光地だが「昔は工場も儲かってたし、祭りだって賑わっていた。」そうだ。そう言えば「日光を見るまでけっこうと言うな。」「日光けっこう大、、、観光。」なんて子供のころテレビではやっていた気がする。

長野より、交通費が半分で済んだんで気持ちもゆったり。何を隠そう、わたしが求めている場所は涼しい木陰の歩ける小道のある場所だ。

ミズナラの大木や上品に伸びるシラカバ、だてかんばの森に囲まれたホテル周辺を朝散策すると寒いくらいだ。標高1400程だったかな。
隣には朝雲の低くたなびく高徳牧場がある。牧場 裏に流れる小川に沿った遊歩道を歩くと戦場ヶ原に続くらしい。無謀にも地図無し、看板だけを頼りに歩き始める。
車道とぶつかった時反対方向に歩いてしまい、三時間半以上クマザサの小道を右往左往してしまった。クマよけの鈴をしっかり鳴らしながら歩く。どうやら広い戦場ヶ原を縦断したようだ。
が高山植物や山々の姿や自然に任せた水の流れの中を歩くのは楽しくて疲れも忘れる。
連日早めの夕立ちに出会う。恵の雨。地上ではもう2カ月もまとまった雨が降っていない。

雨に濡れてもすぐにバスで宿に還ることができた。白濁した湯面に雨粒が落ちて水の王冠ができるのを楽しみながらの露天風呂は最高。雨も完全に上がっていないのに庭には大きな二重の半円の虹。大急ぎでスケッチ、虹の色の順番をメモする。

贅沢な日々は短い、また地上では炎熱地獄。

2010年8月25日水曜日

雨乞いの踊り

もう一ヶ月半も日照り続き。人間が増殖しすぎて熱だまりができちゃったのかもしれない。
幼いころ「おばけがでるかもしれない 。」と恐れて、駆けて通った森の中の道がどこにも無くなってしまった。
アジア諸国でいっせいに森が消滅しているせいかもしれない。
わたしに何ができるのだろう。ちっぽけな先祖伝来の森を守るのでもへとへとだ。

エコカー補助にしても子育て支援にしてもどこか本来の目的とはピントがずれている。環境対策なら企業支援だけでなくもっと街にも森を守ることのできるシステムを作って欲しい。貴重な森も江の島あたりの海も公共のゴミ捨て場となってしまっている。

昨日は息子の脳検査に神田のクリニックで脳のスキャンをしてから、京橋の未来クリニックで名医、松澤大樹先生の診察。「良くなってきてますよ。ドーパミンとセロトニンのバランスが崩れただけです。どんな人でもなる可能性があります。運動と食事、努力すればきっと治ります。」
バランスが崩れるとどんな素晴らしいものでも破滅という方程式に導かれてしまうんだ。
ともあれ後半年食事療法はしっかりやらなくちゃならない。アイスクリームやスナック類を一切買わなくなって買い物は単純になった。 痴ほう症、うつの予防にもなるのだから一挙両得だ。

教育関係の大学の講座を申し込んでいたのだが欠席。雨乞いの踊りでもしてゆっくり過ごすことにした。夕方、トマトに水撒きに行こう。

写真は江ノ島でカメラを持って遊んだ波
。レースのような波、くらげに似ている。

2010年8月21日土曜日

液肥工場

生ごみリサイクルの液肥を虫に無残に襲われ葉っぱの消滅していたバラにかけたらご覧の通り35度を超す猛暑の中咲いてくれた。
つまり虫を避けることに夢中になることなんてないのかもしれない。
バラに体力をつけてあげればいいんだ。そうすれば虫になんて負けなくなるようだ。
これは人間にも言えてるかもしれない。

ペットボトルに水を汲みEM菌のバケツから出てくる黄色い液肥を集めたのを少量
たらすと琥珀色の魔法の水は完成。本日は調子に乗り十数本ボトル作成。トマト畑にセッセと運んで栄養ドリンクを根元にサービス、「毎日高級とまとをどっさりありがとうね。」とお礼肥。

液肥の匂いは蜂を酔わすようでボトルに飛び込んで ☆になってしまっている。

わたしの液肥工場は玄関なので家族から「臭う。」と苦情。甘い芳香、ぬかみそ臭いくらいと思うんだけど、お隣の奥さんはどんな顔してるのかしら。

2010年8月18日水曜日

猛暑は続くよどこまでも

気のむくまま♪遊歩と小生物の日々

夜半までクーラーをつけっぱなしで睡眠。昨夕は英語のコーチ。レッスン日は八月の間
週一なので私の道楽となっているんだけどたまに準備で机に向かうと楽しい♪
夕食準備は長男。カレーライスは美味!

草刈だって水やりだってたまにやるのはいいけど毎日となるとつらくなってしまうんだ。

かんきつ類がたわわに実るころを夢見て踊っていよう。そして

南の島へ出かける計画を楽しもう。この暑さに耐えられればOK。

2010年8月14日土曜日

会社員の夏やすみ  

暑いので絵の具は買ったけど色を塗るパワーもない。

十五年間乗ってる車(最近は農業資材運搬用)を買い替えなきゃならない時がやってきたようだ。
十数年忙しく人生の山川谷を渡っている内に世の中も、道を走る車も様変わりしている。

黄粱一炊の夢か。ピカピカの車に息子達が大喜び、富士の麓のスキー場へ行ったこともあったなぁ。
息子ふたりは成人に、車とわたし達夫婦は時代遅れに。瞬く間のことに思える。

きょうはトレッサ横浜という年中無休の大きなショッピングモールに車を見に行った。手ごろな中古を探すつもりだったのに新車に試乗後、グルメタウンに直行、韓国冷麺を食べる。

モール館内は広々としてヨーロッパの街を模したデザイン、涼しい。
満腹のわたしは大きなベンチに最初はもたれ、そのうちに堂々と横たわり聞くところによると一時間半も昼寝してしまったそうである。
「もしもし、気分でもおわるいのですか。」 「え、ちょと、、目眩がして、、だいじょうぶです。」警備の人に起こされて、とっさに適当にごまかして目覚める。
一緒に来た夫はいくら起こそうとしてもわたしが起きないので大好きな登山用品売り場を散歩?していたそうである。昨晩 蒸し暑さで夜中に目が覚めてしまったせい?
こうして買い物はいつでも当初の目的を果たせずにいつも終わる。

夕方草刈で大汗をかきダイエット。へくそ蔓やクズの花はなかなか可憐。

写真は長野県軽井沢で夫が撮影したイトトンボ

2010年8月12日木曜日

我が家の食料自給率アップ

八月に入ってトマトが次々色付き毎日収穫に忙しい。一個135円で売られてる駅ビル内のスーパーのトマトを見ると誇らしい気持ちがむくむくと湧く。初めてのトマトハウス、苦労した甲斐があったね。
「トマトが作りたい。」息子の発案だった 。このまま自給自足めざして頑張って欲しい。

イタリアントマトは茹でて冷凍、知人に配ったりでけっこう役にたっている。喫茶店のママからは物々交換でお手製のアジの 干物をいただいた。

アニメの背景のような水色の空に陰影のある ソフトクリーム状の雲が浮かぶ。
このまま猛暑が終わらないなら関東地方は亜熱帯地域と表示されるだろう。
そうだ、一か月も人参畑や一本のねむの木の苗のために奔走したんだ。

自殺行為とわかっていながら自然を容赦なく咀嚼しつくそうとしてる人類というヘンテコな生命体。
わたしもその一人だけど。

ガマ蛙クンが暑さでひからびそうなのか外の水道でじっとしていた。
アップに失敗、残念。
台風接近で待望の雨、湿度は高いがぐっと気温がさがり久しぶりにパソコンの前に座った。パソコンの熱もすごいから、このへんで。

2010年8月1日日曜日

生ごみストレスからの解放♪

いよいよ八月。先月末、ホームセンターで生ごみ処理のバケツを発見。ついに玄関の隅に置いて実用化。
以前家庭菜園の雑誌にこのバケツの作り方が載っていた、が不器用な私には到底無理とあきらめかけていたんだ。
EM菌を生ごみにふりかけてこのバケツに入れ一週間ほど置いて一次発酵させ、後は果樹や菜園の畝に埋めれば良い、とバケツのラベルに書いてある。おまけに蛇口からはぼかし液体肥料が出てきて水にうすめれば即効性肥料に早変わり!
以前はコンポスト、その後は土に埋めては野良ネコとの仁義無き戦いを繰り返していた。肥料代もばかにはならない。
これで安心。しかし雑誌に載ってたアイデアがすぐに商品化されて売り出されてるのにはびっくりした。

森番の我が家は土と雑草だけは自慢できるほどあるので、ここに引っ越して以来 生ごみを市のごみ収集に出したことはほとんどない。が最近購入したコンポストは壊れてしまって、生ごみを土に埋め始めたのだが野良ネコが増え土をほじくり返して 、蓋をしてもまたわきから穴を掘られたりするので生ごみ処理が毎日ストレスだった。(実はそれで息子や夫に頼んでいた。)バケツの考案者の方、ありがとう♪かもせ、かもせ乳酸菌♪EM菌♪酵母菌♪ミミズクンの住む楽園へ♪

2010年7月29日木曜日

野生の猿との遭遇

長野から長野電鉄に乗り湯田中へ。古い小田急線のロマンスカーと東急線のシルバーの車両が長野電鉄では使われてる。そのせいか長電のホームではまるで中央林間駅のホームに立っているような錯覚。
隣の席にはフランス人の年齢差大のカップル。この線の乗客は何故かフランス人が多い。
田植え以来、久しぶりに又我が家族が大集合、みんな元気で良かったね。

渋温泉まで散歩の道すがら空家とおぼしき民家の窓に野生の猿を発見!
 猛暑の中、木陰で毛繕いしてもらってる旦那さん?
たわわに実ったくるみの木も近くにある、雨や露をしのぐ家も夕涼みのできる庭もある、その上噴き出す温泉に入れば冬もあったかいくらし。ここの野生の猿の生活水準はけっこう高い。ちょっと品のある野生顔だ。

朝市で農家の奥さんの手作り味噌を買う。今夜味噌汁を作っていただく。美味!
長野の手作りお味噌は最高!

写真は長男が激写

2010年7月17日土曜日

猛暑でねむの木瀕死

各地でゲリラ豪雨の被害、なのにこっちは連日の猛暑、朝五時に起きて人参やネギの芽に散水するのに忙しかった。朝食を食べると即昼寝が始まってしまって起きたら昼食の準備の時間。

ねむの木の苗を森で見つけて移植してもらったのが強すぎる日差しで瀕死状態。急いで水や古くなったレースのカーテンをかけたけれど処置が遅かったかもしれない。どうぞ根っこだけでも生き残って来年芽を出しておくんなさい!もう葉っぱはカラカラになってぽろぽろ崩れてしまった。

いつもなら八月収穫のブルーベリーが早くも摘み取りのシーズン開始に。水分不足だとちょっと実が小さくなってしまう。早くもジャムがつくれそうな。もう20年近くになる木なんで一本でも沢山実をつけてくれる。一番喜んで食べてくれる父がいないのが寂しい。
毎朝ヨーグルトの上に乗せて食べられる贅沢。 できれば木イチゴの森の特産になって欲しいな。

午後陶芸工房へ行き焼きあがったお皿一枚もって帰る。これがあるから土曜日は大好き。

2010年7月12日月曜日

肥料用ひまわりはハタラキモノ

不法投棄を防ぐために肥料用ひまわりの苗を道に面した緑地に植えた。忘れたころに立派に咲きましたよ。この付近の地面に五本のレモンの苗も順調に育っている。ちょっと花に派手さはないけどゴミ捨てを監視してくれている。ゴクロウ様!

雨の間を縫って朝息子はさといもやさつまいもの苗を植えに森へ。わたしはひまわりの移植を試みた。そこへ恵みの雨がひとしきり、で家へ帰りネギの種播きを試みた。
人参の芽は一部ダンゴ虫にやられている。ダンゴ虫め!

夕方になって空はすっきり晴れる。裏ではぽつりぽつりブルーベリーが濃い紫に熟し始めている。
ざるにに実を集める。

半農生活を始めて4か月。うっとおしい梅雨が恵みの季節に変化した。人参くん、おいしく育っておくれよ。

2010年7月9日金曜日

草刈の涙

長男はたまねぎ畑の準備、がまだ苗はない。人参は順調に発芽している。梅雨がこんなにありがたく感じられるのは人参畑のおかげだ。境にまいたひまわりも順調に開花を始めている。切り花ようにと絵のモチーフ用にたっぷり新聞紙にくるんで自転車の荷台に乗せ家に持ち帰った。
向日葵摘みは気持ちがうきうき、ふさいだ心を暖める力がありそう、だが男達はあまり興味なさそう。
午後のひまわり畑の撮影予定が雨のため延期。

家に帰っても明日の来客を意識して裏の草刈。
と近所の奥様が家から出てきて、「また白い虫が発生して困ってます。あの木(切ってください)。」トホホ(困ってるのは私です。柑橘を守るためチャッカマン持ち連日闘ってるんですよ。)
そう思っても、しかたなく問題の木の剪定を始めると今度はあしながバチの襲撃を手袋忘れた指に!
温暖化なんて人間の我がままでどんどん進んでしまうのよ。
あしながバチくん君のことは何にも恨んでいないよ。指をぐっと自分で咬み毒を抜いて痛みはすっとひいた。我が家の男達のようにごきぶりやあしながで騒ぎたてるようなヤワなわたしじゃないさ。

絵はカモミールのイメージ

2010年7月7日水曜日

つゆの向日葵

間違って他人の土地に播いてしまった肥料用ヒマワリの種がちらほら花をつけ楽しませてくれる。
昨日バケツ二杯分のひまわりの苗を我がかんきつ類苗の下に移動。
コンパニオンプランツとなるかならないかわからないけどとにかく大汗をかいた。体中の毒素がぬけだしたような感触。
何故か花々はみな東を向いている。夕方は西向きになるのかなと思ったがそうでもないらしい。
商売人の友達に話したら「売り出そう!」って 話になるかも、も少し内緒にしておこう。

気まぐれな天気が続いてるけど 向日葵の花を見てると元気になるね。

昼、スポーツクラブのジャズダンスのレッスンの後、わたしがどうしてもできないステップを親切にも「ベリーダンスもラテンもやってるの。」というダンス好きのご婦人がわかりやすく指導してくれた。何回やっても運動神経のまるでない私には難解だったステップ、うら若い舞台ダンサー先生より分かりやすかった、ありがとうございます!教えるってことはそういう事なんですね。

人参が発芽しはじめた。もみ殻くん炭を撒いて保湿。

農業とダンスで日が暮れる。

2010年7月3日土曜日

ほたるぶくろ まつり

煩雑な人間界の雑事を済ませてから、自慢のプラムを届けに陶芸工房へ。ご主人圧迫骨折からようやく立ち直ってくれたので久しぶりに懐かしい人たちと顔合わせができた。素焼きしてくれた自分の作品を見つけ、だれのだったけ、なんて奇妙な気持ちになる。

夕方 自転車で森へ。もちろんホタルブクロ祭りを見にだ。七分咲きのホタルブクロが雨を待って踊ってる。なんて可憐なバレー団なんだろう。アンコールの拍手を送ろう。

人参畑に水撒き、するとよるになって天然の水が降ってきた。保湿のために古いレースのカーテンを被せたけど、本屋でみた菜園雑誌には麦わらやもみ殻も良いと書いてある。汚れたカーテンでは景観も良くないので今度来たらワラを敷いてみよう。

ひまわりの花が咲き始めた。
レモンの木も若葉が繁りだした。ワイルドフラワーはコンパニオンプランツだったらしくレモンの苗の生育が良い。追々レモンの木の下にワイルドフラワーの種を全部播いて見ようかな。

2010年7月1日木曜日

ほたるぶくろみーつけた

草刈のご褒美、ホタルブクロの群生地を見つけた。失敬して家まで持ってきて眠る前にスケッチ。
実は知らないで草刈したんでみんな背が低い。ゴメンヨ~!柵をして草刈禁止地域に指定しなきゃ。

午前中はプラムの実を洗って選別。鳥につつかれたのは自家用、後は贈答用にしよう。
運動の後プールで頭を冷やした後、草刈部隊は森に出動。息子は初めてのじゃがいもの大収穫に感動。我が家の玄関は収穫物の山。

2010年6月29日火曜日

プラム大豊作

朝、ポツリポツリと雨。でも鳥たちが妙に騒がしい。鳥たちの嘴で弄ばれたプラムはその傷で痛んでしまう。居ても立っても居られない、古い椅子を台にしてプラムの収穫の日となった。例年にない大粒の大豊作!ちょっと早めに収穫して熟させることにした。
剪定、肥料のおかげかしら。

湿度はあるが太陽が雲で隠れているのでチャンス到来、森まで行って畑の準備と草刈をするとしょっぱい汗が体から噴き出す。汗まみれの恰好で駅構内を通過していたら知っている中学生に会う。しばらく話してジュースを自動販売機で一本ご馳走するはめになる。「(病気の)お母さんに灰色の毛のうさぎ買ってあげたんだ。」「あの子が失恋したら僕がゲットするチャンスだよ。」なんて他愛もない話をして元気そうに去って行った。グンと成長したなぁ。



午後、晴耕雨読、ではなくて相模大野までギャルファッション観察とバーゲンセール。

2010年6月25日金曜日

鳥目線で見たバラ

友人の手作り小物屋さんに自家製のどくだみ茶を届ける。いつもにぎやかな感じが我が道を行く友人らしい、風景画も巧みに描く。元ロック歌手、この写真目線のうまさがやっぱり舞台慣れした過去を思わせるね。「男はもう飽きた。仕事(創作)が一番おもしろいよ。」と現在を語る。

バラはやっぱり一重の野バラ系が好きだ。ローズヒップのできるバラ苗を物色中。
午後あまりにも森の中のバラがかわいく咲いていたので、バッグからカメラを取り出す時、財布を落としてしまった。スーパーで買い物をした時気がついて、夕方息子が自転車で捜しに行ってくれて見つかった 。ありがとう!私は何もかもドジな人間だけど幸せ者だね。

カイガラムシが庭のゆずの木に席巻しているのに気がつく。チャッカマンで果敢にこのシラミかフケみたいでイケ図々しい やつと食うか食われるかの格闘、最後には素手でつぶすという最終手段に出てしまった。森番になったのからには絶対カイガラムシのわがままな繁殖を許さないぞ。

2010年6月22日火曜日

ゼニゴケの小道

我の愛する、グリーンカーペット、ゼニごけの小道。グーグルでゼニゴケを調べてみた、
”なかなか駆除が難しい。”とかまるで邪魔者扱いの情報ばかり。誰もゼニゴケの美しさを讃える人はいない。

ちまたではその価値は胞子で増える事以外、全然認められていないようである。
スギゴケはホームセンターで販売されてるほどなのに。

ゼニゴケ 君、そんなことで自尊心を失くしてはいけないよ。私は大好きだからね。この下にきっと水脈がねむってるのかもしれない、なんて想像をしてみるのも楽しいし、ゼニゴケなんてその名も大金持ちになったみたいな気分。もしも葉っぱがお金ならの話だけどね。

2010年6月17日木曜日

真夏日

朝から射るような陽射し。野良仕事はしたいけど体力的に無理っぽい。

久々にアクリル絵の具をひろげカモミールの(宇宙的)イメージを描く。
ハーブティのシリーズを計画中。

明日できたら町田の世界堂でねりけしやらえんぴつをそろえに行こう。

と夢中になってると時間を忘れる病気なんだ。

自転車の故障!直立する為のバネを駐輪場で壊されてしまったようだ。あぁ体操の時間に間に合わないぞ、と焦ってる時に限って隣駅に住む叔母や顔見知りや中学生に出会ってしまう。

2010年6月16日水曜日

嵐 一転 夏日

朝 家のウラのプラムに鳥よけネットを張る。これがけっこう大変。まぁ鳥さんと山分けってとこでいいでしょ。
小雨からいっきに夏空に。
相模大野のダイソーで買ったハーブの種まき。日差しがきつく暑いので玄関に育苗箱をひきずりこんでの作業。プラスチックのスプーンを使ったのでまるでままごと遊びをしているような感覚。

学校のチャイムともオフィスの出退勤カードとも関係ない世界。
プールに行こうか迷ったけど雑務もたまってるし、しかたなく午後喫茶店で作業。夕方は人間の子供と格闘。

明日の朝こそ早起きして森の日当たりのよい場所に肥料用ひまわりの苗を移植しよう。
写真は芽を出した大輪ひまわり。カラを帽子みたいにかぶってかわいい。
植物の発芽はマジックショーを見てるみたい。明日から水やりが忙しいぞ~

少しスケッチたまったので明日は絵の具を使ってみよう

2010年6月15日火曜日

不思議な木の実

森にトマトハウス出現
雨かと思ったら朝から憎き紫外線。でも森守部隊は出動。
けなげにトマト栽培を始めた息子は二つ目のハウスを完成させた。素人用の組み立てセットだけど
炎天下、知恵の輪のような連結金具、、知恵と筋肉のない私には到底無理。エライ!

ふと見上げると木立の中に不思議な木の実を発見。
くるみ?
わからない。

午後、相模大野の駅ビルまで行って買い物。ダイソーで二袋百円でハーブの種が買えるのでゴキゲン。安くてカワイイ服を売ってるthree minitues happiness もある。
久しぶりの都会も嬉しいな。

夕方中学生と試験勉強。わたしは最近机に全然向かってない。

雨でもお茶作りとかけっこう農作業はある、お天気を読みながらの能(農)天気な生活もなかなか良い。
明日はハーブ類の種まきの予定。

2010年6月14日月曜日

待望の雨


慈雨、雨に感謝。急ぎ走る車を無視して林の角で 昨日に続きせっせとさつきの挿し木を試みる。

庭では柑橘類のために即効性肥料を作成中、できあがるまであと十日はかかるだろう。

昼近く、長男が担当するトマトの雨よけや支柱を近くのホームセンターまで車で買いに行く。車の中は草刈だのバケツだのまるで業者さんのようになってしまった。

いつものように午後はダンスで汗だく、「でもなかなか脂肪がとれ ないのよね。」と着替えながら
互いのだぶつく肉を同年輩の顔見知りと披露しあう。

写真は鉢植えのブラックベリーを森に移植したもの。いくつぶか購入したベリーに実がついて味見したが、やっぱり野生の野イチゴの方が味が上品で美味。せっかくの野イチゴの生態系を壊したくないので耕作には十分注意しなくちゃ。

森の仕事は限りなくあって人間界の事をしばしば忘れてしまう。

2010年6月7日月曜日

葉っぱをお金に変える方法  植物オタク暮らし


「現代農業」という雑誌に"葉っぱをお金に変える方法"の特集があった。
昨日はウラで枇杷の葉っぱ、森でドクダミ、庭でカモミールと忙しかった。

葉っぱがお金だったらわたしは大金持ちなのになぁ。

現在、干物作り用のネットで陰干し乾燥中。

 涼しい!農作業のチャンス!ウラにはびこった笹を刈り取り柑橘用の堆肥作り、つつじの挿し木苗作り、梅の剪定と午前中大汗かいて大働き。午後シャワーを浴びずには外出できなかった。
森へ行く途中にあるおばあちゃんの野菜直売所で有機栽培トマトを買ってご近所の知人宅にも届ける。

森は宝の山だ、明日は柿の葉、桑の葉、ついでに庭のハーブも集めよう。

2010年6月6日日曜日

竪穴式住居発見!

いろいろ処理しなければならない業務があって神経痛悪化。
毎日湿布薬を張るのにトーさんの世話になっている。
人間界を生き抜くのは煩雑だなぁ。

なんとかなるさ。
柑橘の苗はみごとに小さいけれど花をつけてる。
ありがとう。癒されるねぇ。

明日は森の風景でも描こうかなぁ。きょう森をよぎる砂利道を通ったら、お隣の森の丸太や剪定枝を集めて誰かが竪穴式住居みたいのを作ってた。子供かな。森遊びは楽しい。

ウラにある琵琶の木から葉っぱを失敬、雑誌に載ってた琵琶茶の製造を始める。カモミールもお茶ができるほど採れたし、潜在的?農家の我が家は宝の山だ。

2010年6月2日水曜日

蛇との遭遇


 朝いつものように森の手入れに出かける。
”ぜに苔の小道”の中ほどでとぐろを巻いたおおきな蛇と遭遇。蛇は見てはならぬものを見たようなそぶりで退散。
お互いはにかみやどうしだね。

 紫外線の強い日も森の木立の中に入ると涼しくて心地よい。すぐに時間が経って半日過ごしてしまう。
人間は森をはぎ取りながら増殖してきた。今は森を守って育てなきゃいけない時。うまくバランスをとらなきゃタイヘンな事になる。

帰ろうとしたとき「こうやってネット張ってやらなきゃ、ゴミをポイポイすてられちゃうんだよ。がんばってね。」
と通りすがりの人に励まされる。最近トラブル続きで、めげていたところ、一服のカンフル剤をもらったような感覚になった。

夕方英語教室に来た女の子と自作茶でお茶会。先週ご近所とお茶会した時の茶筒を発見されてせがまれてしまったんだ。「ウーロン茶みたい。」と好評。うちの息子達は見向きもしないのに、嬉しいな。

写真は森と田んぼのみごとなハーモニー、稲倉の棚田。

2010年6月1日火曜日

収穫の夢


写真左
近所のわんぱく坊主と種まきした人参の間引きをした。
間引きしたのは捨てずに花壇に移植、こうやって食料難に備えるんだ。
写真右
 昨夏、長野に下宿する息子にやってもらったウラの緑地の剪定。お陰さまで
プラムは大豊作!摘果作業と鳥よけのネット張りも必要。が梅の方は実のつきがイマイチ。

本日も苗を守るため、朝、草刈隊、森へ出動。わたしは苗の移植。長男はキコリ、草刈。
カメラを持って行く余裕が最近ないのが残念。

  「自給自足ってわたしも夢なんですよ。」
苗の移植作業に励んでいると雑草一本も生えていない前の邸宅の若奥様に話しかけられる。
「そう、甘くはない。上の息子に助けてもらいながら草刈や剪定、紫外線注意報のなか励まなきゃならないの。」と心の中で叫び、顔で笑ってごまかす。

 一袋200円のトマトを労働の帰り道のご褒美にと、プロの有機栽培農家の販売所で買う。100歳近いおばあちゃんが店の番人。耳もよいし元気そのもの。有機栽培で農業頑張っている家族はやっぱりすごい。わたしなど足元にも及ばない。

2010年5月30日日曜日

田植えにはげむ男たち

田の下に力と書いて男。
我が家の男達、長野県の”稲倉の棚田を守る会”の田植えに参加。
家族4人で小さな割り当ての田んぼの田植えを終了すると紫外線に弱い私はクラクラ。神経痛の病もあったので、みんなに「もうやめたほうがいいよ。」と言われ、そこでリタイア。が男たちはがぜん元気、お隣の広い棚田の苗植えを手伝う。ふるまいの味噌汁と朝ローソンで買ったおにぎりで昼食。その後別所温泉へ行き泥を流す。

 今年の田植えは寒い。
風は北風、チョコレート色の田んぼは最初冷たく感じられたけど、すぐ慣れて快感となる。でも長時間写真のような姿勢を持続するのは大変な労働。
我が家の自慢の男たち、みんな良くがんばったねー!

 カエルのオーケストラがバックミュージック、空には燕が飛び交ってる。巣作りに忙しいんだろな。

  写真は長男、次男、おトーサン。

2010年5月26日水曜日

草刈日和

 BOSCH(多分ドイツ製)の草刈はすぐれもの。軽くて女手でも軽く草刈できる。蓄電できるのでコードもからまない。苗達を蛇のように絡む蔓から守ることができる。
 ゴルフのバッグにでも入れれば自転車でも運べるかも、今度リサイクル店で見てこよう。

 森のゴミは一つ二つはあるが以前に較べれば格段の差。

 安曇野という名の可憐なバラが森の入口に咲いた。本日の収穫。

 がズッキーニの苗は無残にカメ虫にやられ瀕死状態。やっぱり防虫ネットが必要だった。

 午後は駅の喫茶店でボーっと過ごす。英語教室の運営も考えなきゃ、と思いつつジャズピアノの練習始めようか、版画作りしようかななんてカルチャースクールの広告眺めてとりとめなく遊ぶこと考える。Time flies! もう帰らなきゃ、レッスンの準備、間に合わない!雨が降り出しサンダル履きの隙間の靴下がびしょぬれ。

2010年5月25日火曜日

神経痛悪化

 友人の紹介で朝、絵の先生宅へ。鉛筆デッサンしてからやっぱり目がしょぼしょぼ。いつもは自転車で登れる坂もきょうは途中下車。
 森仕事を息子に任せ家と駅の間をウロウロ。夕方これまた部活疲れの中学生と英語の勉強。

あぁ、ベリーや苗がくずの蔓で窒息してるだろうな。バラは可憐に開花しはじめたって言うのに。

2010年5月24日月曜日

挿し木のチャンス

朝から雨。挿し木の苗を作り道路側の角につつじの植えこみ作り。
もっともっと苗をつくらなきゃ。
梅雨期、ついに挿し木のチャンス到来なんだ。

森の入口に咲いたバラの花もかわいいし馨しい。

この季節いつも肩こりに悩まされるのだけれど今日も造園業ちょっとがんばった。

帰り道農家で無農薬の野菜を買い帰る。こんな野菜を作れる農家プロの家族を尊敬。夕方肉やさんでご主人やおかみさんとおしゃべり、日本の畜産、農業を嘆く。雨ふりだけどおいしい夕食。

もうすぐ棚田の田植えに下の息子の住む長野県に行くんでわくわくしている我が家だ。

2010年5月21日金曜日

かなへびチョッロ


 バラを森の入口に移植した。柑橘系の苗のまわりの草刈は朝の紫外線と熱で全身汗まみれ。鎌をふりあげながら草の間を歩く。クズのつるが蛇のように鎌首をもちあげて苗にまきつこうとねらっている。許さん!バッサ!

隣の畑のおじさん(実は元議員で社長さんだった。)はいつもニコニコ農業青葉マークに指導してくれる。ありがたい。

突然の真夏日なのに森の中は涼しい。かなへびがちょろちょろ散歩。

息子はちょっとキコリ作業して帰る。

 スイカをたっぷり食べて昼寝の後、ひさしぶりに絵の具を出し木イチゴ野原のイメージを描いたけどなかなかうまくいかない。

 夕方フラダンスを楽しむ。

2010年5月20日木曜日

安らぎの雨

 朝から雨。雨ふりが嬉しい。念願の台所磨きができる。心もすっきり。会計作業もできた。

 つつじの挿し木苗をいくつかつくりスポーツクラブに行く途中道路に面した林の土手に挿す。
雨よふれふれ。

スポクラでご近所の友人に会う。喫茶店でおしゃべり。ゆっくり歩いて一緒に帰り友人宅でお茶をご馳走になって帰る。
今までこんなゆとり何にもなかったんだ。

雨がやんで草刈チャンス到来。家の裏のふきの群生の下にびっしり笹がはびこっている。ふきを過保護にしていたのがいけない。まったく雑草達、油断もスキもありゃしない。

 森番になってから天気と共に動くようになった。仕事はやまほどあるけどダンスを楽しもう♪

2010年5月19日水曜日

カメラ入院 トラブル続発

 昨日
朝、トーさんの箸の片方がない
 森に行って苗にからみつくクズのつるを切ってると「あんた勝手にヒトの家の木をきったなぁ!」と怒鳴られる。え、だって境界線とかフェンスとかぜんぜんないでしょ。
 「この杭が境界線だ。」
 とにかくこの際平謝り。
怒るおじさんの家に菓子折りを送りに駅近くの和菓子やへ行く。
と向かいのパン屋さんの入口のドアが突然割れる。お客さんが倒れたらしい。救急車がくる。

 境界線無視問題のためにはきょうカーナビを頼りに土地の管理者のおじさんの家まで謝罪に。
 ま、円満解決、となったけど、全くね、無知ほど怖いものはない。

 きょう又ネットを張りに行ったら森の奥に置いたネットが盗まれている。

 日曜、カメラをぶら下げてる時伐採した木の整理をしてたらフィルターを傷つけてしまった。
 不幸は一人でやってこない。こんな時は高望みせずひたすら低空飛行。

 ベリーは豊作。一年分自給できるかしら。毎日こつこつと肥料撒きと収穫に行こう。まだ冷凍庫に特売で買ってきたアメリカ産ベリーがつまっているけど

 

2010年5月15日土曜日

かえるの王子


 先週トーさんが裏の桜の木の大枝を下ろした。昨日チェーンソーでその太い幹や枝を刻みやっと整理した。どうも桜の木は成長が速いのでほっておくと大変なことになってしまいそう。チップにすれば燻製ができるのだけど。

 草を刈っていると茶色のヒキガエルと遭遇、けっこう大きい。生憎カメラを持ち合わせてなかったんで 
姿を刻銘には思い出せないけど優しい顔をしていた。いいことがありそう、昔カエルが王子様だった物語があった。

 しかしこうやってひきこもり、毎日キコリや草刈作業をしているけど、けっこう楽しいし園芸家になった充実感がある。
 夕方「東京のデパートまでフラ見に行かない?」なんてフラダンス友達の奥様に誘われる。たまには都会に出て女性らしく買い物楽しんだりするのも良いかな、なんて誘惑に負けて断わりきれなくなる。すてきなデザインの布やスカートあるかもしれない。

 どうもチェーンソウを使うと筋肉が緊張して強張ってしまうのか肩こりがひどくなる。木も痛そうで、傷口にたっぷり木酢液を噴霧してあげる。

 写真は畑地区に植えた西南子夏という名のみかんの花。苗の時からすでに花を持っていた。実がなるのが楽しみ。

2010年5月13日木曜日

草刈日和

 涼しいので草刈のチャンス!夕飯の買い物を早めに済ませてから車で草刈に出かける。この異常低温は草刈のチャンス。紫外線ほどやっかいなものはないからね。
 蓄電式の草刈を使って道路での作業。目にはゴーグル、口にはマスク、緑色のポシェットにはハサミ、オレンジの布バッグには鎌を装備。立派な職人のおばさんだ。

 道行く人の視線もどこ吹く風。造園業もやっていた亡父の血が騒いでいるのかな。
夢中になってしまった。
荒れ放題、ゴミだらけだった林が果樹の楽園への道にちょっと近づいて来たような。

 写真は雨宿りもできるビニールハウス。七本の大玉トマトの家だよ。後ろの青いネットはお隣の梨園。

 いつも作業を終えると木イチゴの森を散歩。
 野生の木イチゴには窒素が大敵だそうだ。我が家の木イチゴは野菜や草花を作るようになってから
実を結ばなくなってしまった。
 木イチゴの森の道路際のベリーは大きい。バラを植えた時の肥料がこぼれたか、散歩する犬の糞尿のおかげか。結実していてまだ赤く熟れていない木イチゴの枝の根元に発酵牛フンを撒いてみて実験。実が大きくなるかなぁ。
明日は米ぬかでもやってみて比較研究の予定。

2010年5月12日水曜日

赤ーい木イチゴあまーいよ!


 昔、町田の駅前の駄菓子やに親戚があって、まるいキャンディに棒がついて花束みたいに包んであるのを売っていた。子供心に魅力的だったな。
この森の木イチゴはあのキャンディにそっくりだ。

恐る恐る食べてみた。キャンディみたいに甘い。

「果樹園作る予定なんですか。」森のそばに住むお屋敷の年配の奥さんとおしゃべり。「果樹園って、何の?」と聞かれて黙ってしまった私。(自生している木イチゴですよ。)でもこれは今日は秘密にしておこう。この奥さんは"ろうばい"を種から育てている植物好き。又ご近所の情報通である。

 午前中かみなり雲ににわか雨。おかげで涼しかったので草刈仕事、ネット張り、そして木イチゴ摘みもはかどった。
にわか雨の時はトマトのハウスに避難、ルンルン♪とトマトに雨がかからぬように気を使いながらも小さなビニールの天井に落ちてしたたる雨音を楽しむ。雨宿りの場所を作っといてもらって良かった。

2010年5月11日火曜日

わぁ きれい


 最近 森の仕事に没頭。


ブログ楽しめるのも果樹苗の植え付けもみんな息子達のおかげです。
ありがとう!

2010年5月7日金曜日

なめくじ日和


 庭のカモミール開花。が萎れている何本かの茎を発見、犯人はナメクジだ。細いのも太いのもニョロニョロしている。

 今日買ってきた「現代農業」になめくじを海水とか海藻で退治する方法が載っていた。柑橘類にも良さそう。明日江の島でも行って採ってこようっと。

 チェーンソーで梅の木一本切る。ごめんよ、混みあったウラの緑地なんとか心機一転はかりたいだけなんだ。木を切ると殺人を犯したような心境になる。勝手なわたしを許して~。

ピアンタの除草ローラーでウラのジャングルに小道も製作中。イギリス風のback yard か、なんてこともないけど風通り良くしておかないと蜂の巣を作られてしまうんだ。このミニ耕運機けっこう腰も筋力も使う、が毎日練習しないと多分この調子で老化が進むと一生使えないかもしれなくなるのでひとがんばり。
「あんまり急にやると体痛めますよ。」、なんてご近所の忠告もなんのその。

あれ、ピアノの練習始めるんじゃなかったのかな。いつからピアンタに?

 午後はホームセンターに車で行き又森のための資材を購入。買った荷物を車に積め子込んでから、店の入り口に以前から欲しかったバラ苗があったのを思い出す。その名はバレリーナ。
バラ苗見物してる内にフラダンスのレッスンに間に合わなくなる。

仕事に追われるすっかり職人さん気分の一日。