2011年4月16日土曜日

微生物クンに恋して

一週間ショベルカーとチェーンソーの轟音の中、森で過ごした。
最近となりの林でボヤがあったり、不審者の侵入で私も警察官を呼んだりした。手入れしてない見通しの悪い森の中は犯罪の温床にもなってしまう。
震災の後も余震が続くし迷ったけど、前から計画した整備を決行。
アカメガシワ、シュロ、アオキを取り除き住宅街に続く境に細長い畑を作る。
造園会社の人たちホントに逞しい、数日で森の風景を変えてしまう。大変な肉体労働、勇猛果敢に働いて下さった方々に感謝。

軟弱なわたし、ただ見てただけなのに金曜日にもうクタクタになり(支払い準備もしなくちゃならないし)きょうは一日中眠ってばかりいた。水の運搬は息子に頼む。

紫外線もキツイ日々だったのでボロイ網膜を持つわたしにはサングラスや帽子で防御してもコタエタみたいだ。

家で魚粉、米糠等を入れた 柑橘用のぼかし肥料の箱に最後のキメ ”おから”をいれて混ぜ微生物クンの活躍を待つ。前回悪臭を放ち家族からもご近所からも鼻つまみ者になったので今回は水分は一リットルのみ。最近個人経営のとうふやさんがご近所に皆無。スーパーで粉末の”おから”を一袋やっと見つけるのも大変だった。愛する微生物クンのためだったら何も厭わない。

バラ用のぼかし肥料を紙袋に入れたら高温で発熱、あわててビニール袋に入れて空気を遮断。



2011年4月10日日曜日

なんだか眠たい

 お花見の四月なのに昨年思い切ってウラの桜を切ってしまったんでちょっと寂しい。
かわりに桃が元気に開花。


きょうは水(風呂の残り湯)運びにベリーの森まで。サングラスかけてもけっこう紫外線(たぶん放射線も) 強くってくたびれる。耕運機の運搬はやっぱり男手、でトーサンに一任。

いつもの喫茶店でランチ食べてそのまま紅茶飲んで眠ってしまった 。

ベリーの白い花もちらほら、なのにカメラ持つのも忘れてわけもなく眠い日曜日。
堆肥をかき混ぜるためか腕が筋肉痛。



2011年4月9日土曜日

待望の雨だけど。

 昨日の雨で木イチゴ杜の杭が数本倒れた。必死で風の中 杭を建てなおした。なのにきょうヨガのレッスンの後点検に行くとなんと完全に杭が土の上に投げ出されてる。
やっぱりさすが男手でトーさんが建てなおしてくれた。ありがとう。

雨はコヌカ雨で埃よけのモイスチャーを吹きかけただけ。土の中まで行きわたっていない。灌水が必要だ。
まいっちゃうな。放射能の危険と日照りじゃ 柑橘類もブルーベリーの苗達もまいってるに違いない。最近わたしの話し相手は小中学生じゃなくて 苗達だ。うなだれて「水!」と叫ぶバラ。「みかんばっかりエコヒイキして私達のこと全然かまってくれないじゃない。」と半分枯れてしまうベリー。まるで教室と同じ。
「私は無収入で家のお風呂から水汲んであなた達の面倒みてるだから。」と少々ヒステリー気味の私。

昨日エコトイレの作りかたを書いた本に夢中になって気がつかなかったが、駅ビルの本屋さんでは”放射能自衛本”が山積みされていてけっこう売れていた。 ひまわりの花に期待するだけじゃだめかも。明日買いにいこう。もう遅いかもしれないけどね。

昨日仕込んだ馬糞米糠発酵肥料 朝にはすでに30℃を越していた。 この肥料で
バラはもちろんだけどバラ科のイチゴも育ててみよう。






2011年4月8日金曜日

幸せエコトイレ

 横須賀たしか0.87マイクロシーベルト  強風

家のウラのびわの木、プラム、梅、さくらんぼにパラパラ肥料撒き。黄色のきいちごの花もまっさかり。
白いプラムの花とピンクの桃の花の点描のフーガ。美しいはずの春の景色が不安でかすむ春


「ミネラルウォーター買っといた方がいいわよ。」駅ソバに住むおばさんからも電話で話す友人からも言われた。一本も買わずにおおきなバケツに一か月前の水を汲み置きして安心してるのは家だけかな。

強風で倒れそうな杭の手入れや植えたばかりのクライミングローズの世話、バラの肥料の発酵、

手ばかりが荒れるかぎりない仕事。たまったストレスを、相模大野ブラブラでまぎらわす。本屋さんで
エコトイレの作り方の書いてある本を発見。幸せな気分。人間のウンチは極上の肥料らしい。









2011年4月6日水曜日

コンパニオンプランツ

お互い生育するのに役立つ植物のペア。

トマトとにら。日当たりのよい縁側でトマトもニラもタネからやっとかぼそい芽をだしてきたとこ。

カモミールとにんにく。 一袋50円 で立派に発芽し成長してきたカモミールの苗を料理用に買った中国産にんにくと一緒に特製畑に植えた。今年も自家製カモミールティーができるぞ~。

ところが特製 畑のためにクワを振り上げたのが原因で肩の下や腕が痛くなり整体へ。「自給自足ですか。いいですね。良いストレッチの方法教えますよ。」  若い男の先生に教えてもらったようにして鳥のように肩甲骨を寄せてぱたぱたすると痛みは和らいだ。



来週から大きな森の整備が始まる。今のウチに体力つけとかなきゃ。

森の中はスミレが満開。





2011年4月2日土曜日

放射能汚染注意報

 三月は私のような駆けだしのガーデナーにとってもプロの農家にとっても大切な月だ。
「クリーンで安全な原子力発電」なんて新聞の広告欄 を埋めていた。
いつだって人間界は嘘と虚飾がお好き。
TVでは福島の被災者の実に忍耐強い学校の体育館等での避難所生活を放映。どうして怒ってる人がいないの?
地震は天災、でも原子力発電は人災だよ。


私が福島県人だったら猛烈に怒って国や東京電力に「避難所を最高級の東京のホテルにしろ!」と訴えにかかるだろう。どうして誰も怒りをぶつける人、日本にはいないのだろう。大反乱が起きてもしかたがないはずなのに。

”木イチゴの杜” と命名した学校のウラの林に白い花がこぼれ咲いていた。ミズキだと信じていた大木が実はわたしの大好きなこぶしの白い花だった。嬉しい。苗を買って植えようかと思っていたところだった。
天地返し といって造園屋さんにショベルで草や雑木を掘り返してもらったので つたで覆われたゴミでいっぱいの無造作な緑地は大庭園に変身中だ。
自作の発酵馬糞堆肥がバラ苗に大活躍。じゃがいもやさといも、トマト畑も二人の息子の大力のおかげで立派にできそうだ。長男はじゃがいも好き、次男はサトイモ好き。私は有機農法の本を先生にノートを作りクチパク指導役。

家では魚粉発酵堆肥製作中。自宅の駐輪場の前に生臭い異臭がただよってしまっっている。「なにこの臭いの?」 と家族からもご近所からもヒンシュクを買っている。堆肥箱に光ってる温度計は40度を超えている。ウッシッシ、ごめんなさいキッチリふたしますから、モウスコシ。

毎日放射能汚染測定値を見る。 この辺でもふだんの倍はある。外での作業を続けたので若者の健康が心配。地震後長野からしばし里帰りした次男はマスク、帽子、ウィンドブレーカーで放射能防御のつもり、でおそるおそるがんばって畑作りをしてくれた。いつも私のできない力仕事を精力的にやってくれている長男はマスクをするのがキライで帽子もかぶらろうとしない、だいじょうぶかな。

ひまわりは放射能を吸収するって本当かしら。信じてないけど 向日葵の種いっぱい買ってしまった。