2010年10月15日金曜日

さつまいもの収穫

「おトーサンのおかげでついに出来ましたよ!」
大きな紫芋を掘り上げ、畑の恩人のお婿さんに渡した。「紫イモですね。」と嬉しそうに受け取って
くれた。
ついでに肥料をもらった高級住宅街の奥さんにも少し小さいのをふたつ。
結局家に持ち帰ったのは一個だけだけどとてもイモらしい形をしたイモ(以前掘ったのは超奇形)で大満足。

昨日長男と植えたオリーブの木にきょうは肥料をあげた。
曇りだと油断してかえっていつも肌に紫外線をあててしまう。 日焼けが地について、しまったぁ。

自転車で森に通う道すがらネットに囲まれた大きな梨園がある。道路脇の金網の隙間に空き缶やゴミが押し込まれている。現代人は働く人への敬意なんて全く失くしてしまっているのかしら。
この辺ではマンションに建売住宅 があふれ出し、農家は税金対策でしか作物をつくらなくなってしまっている。梨園は数少ないプロの農家なのに。

野良で働く人なんてすっかり変人になってしまったけど夢の農園作りを楽しもう。

2010年10月5日火曜日

稲倉の棚田を守る会 稲刈りに参加


稲刈りに参加  と言っても実は息子二人に車を提供し働いてもらい、三時間半の運転や雑務で疲れた中年夫婦はもっぱらりんご園のご主人がお皿にナイフと一緒に出してくれた梨やりんごの試食品をごちそうになりながらおしゃべりしていただけだ。
 「息子ふたり、稲倉の棚田で稲刈りです。」
「なんだ、うちのリンゴ園でアルバイトしてもらいたいくらいだなぁ。」
「お忙しいでしょう?」
「いや年末、贈答用のりんごの時期ほど忙しくないですよ。ことしはちょっと熟すのが遅れてるし。」
りんご園のご主人はいかにも自分の仕事を楽しんでいる、都会のサラリーマン(わが夫)にはないふくいく?とした表情でゆったりと働いている。

おしゃべりを楽しんだうえ、規格外品のりんごをバケツいっぱいいただいてしまった。
わーい! りんごジャム作る喫茶店のママさんにおみやげができた。

時折鳴る鳥よけのドーン、ドーンととどろく空砲に驚く。可憐な赤い実を鳥達についばまれないように守るためだそうだ。
田植え、避暑、稲刈りと今年3回目の長野県。高速道路、長いトンネルはまるでタイムトラベルしているようだ。長時間のドライブは苦手だけど、おいしい食べ物があふれる信州は好きだ。

いよいよ十月、わがベリー 園も肥料を施し実りの夏を楽しめるようにときょうは半日野良仕事。長男は柑橘園方面のキコリで熱帯性の繁殖力旺盛なアカメがしわの木を退治。