2012年1月7日土曜日

2012

2012年  新しい年が来ればすべて哀しみも罪も洗濯機の脱水装置のように過去の渦となって洗い流されまったく新しい時が流れ出してくる、と幼いころ思っていた。

今年は何だか子供のようにそう思いたい。


はじめまして2012年。

正月休み、久しぶりに新宿の末広亭に。「やっぱり正月は寄席だ。」と言い張る我が家の主人。「落語なんて好きじゃない。正月は歌舞伎だ。」と言い張る長男。だが歌舞伎のチケットは売り切れ。で里帰りした次男と三人で久しぶりに新宿に出かけることになった。

正月の新宿はいい。いつもの殺気だった街とうって変わってゆったりムードなんで どこまでも歩けそう 。でも高層ビルの谷間にみごとに埋もれてしまった末広亭。場所がわからなくなって息子のスマホのナビに頼ってやっとのこと到着することができた。
もう少し江戸情緒を残した街作りにしてほしかったなぁ。
末広亭では「ここ空いてますよ。」と小学四年生くらいの少年が席を空けてくれた。やっぱり寄席に来る子は違うなぁ。ありがとうょ。
多分十数年前 なんだか話の中身も忘れたけど抱腹絶倒させてもらった”昇太”が登場した。でもなんだか今はテレビに出てるせいだろか、ちょっと話の品質落ちたような気がした。
景気の反映か、晴れ着の女性は誰もいなかったような気がする。
寄席の後は息子の陸上用シューズ探しにつきあう。

家族が無病息災で、家でお雑煮をいただく平凡な正月が良い。久方ぶりにこの正月休みゆっくり過ごせたと安堵したのもつかのま、一昨日森に不審者侵入の痕跡を発見。又 水運びと共に長男と一仕事。


写真は正月なのに玄関に凛と咲いてる  有機、無農薬のバラ。ことしもバカで良いから好きな草や植物、木々と共に生きようぞ。

朝、レモンの木の下にはびこったはこべ、畑の小さな大根 と糸のような人参を抜いて七草がゆを作った。一昨日、スーパーで思わず七草がゆセットに手が伸びてしまったんだけど。
小さな自給自足に大満足!









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