2012年1月28日土曜日

寒いのへっちゃら

朝、縦揺れの地震が二度三度とあった。

昨日に続きブルーベリーの苗の寒肥作業。苗の周りをすこし耕し発酵鶏糞、魚粉などを撒き腐葉土をかぶせた。うまく数えられなかったけど20本くらい、元気に育っている。残雪があって寒そうだけどユニクロの防寒ズボンはいていると暖かいし土や肥料と格闘しているともう汗だくになってダウンジャケットをほうりだしてしまうくらいだ。果樹を育てるのは楽しい。忘れたころに思いがけない収穫もあるかもしれないし。虚弱体質だったわたしだがオバサンになってからこんなになるなんて。


写真は家のウラ緑地に積もった24日金の雪。夏ミカンが雪の中で熟成中。

きょうも残雪が残ってる。八ヶ岳の晩秋くらいの寒さかな、なんて自転車に乗りながら思った。女子高校生も短いスカートの下にわたしと同じズボンを履いていた。さすがにこの寒さではね。



やはり中国式の旧正月が日本の正月にふさわしい、明日横浜でも行って正月をもう一度。


2012年1月21日土曜日

34日待った恵みの雨

  一か月以上の晴れ続きだった。昨日の雪、今日の雨 に心から感謝。
長い日照りで水運び、頑張ってくれた長男よ、頼りになるね。ありがとう。

「こんなに素晴らしい散水装置はないね。」とトーさん。枯れそうなたまねぎの苗が元気になりますように。御自慢のブーツ型長靴をはいて 森番仕事へ片道20分、駅 へも片道15分 お気に入りのあじさい模様の傘をさし 元気に徒歩で往復。

明日は英語のテストなんで喫茶店で問題集見て時間配分の確認。3回受けて合格が目標。イギリスの庭園を参観した時、結局Family通訳をひきうけなきゃならないし、なんて言われるけど外国語は実は私にとってのゲームなんだと思う。 挫折した中国語も、もいちど やり直して雲南省の植物も見て行ってみたい。 雨の日はいろいろ妄想に浸れるから いいな。




2012年1月14日土曜日

薪ストーブはステキ

昨年の大地震の後 買った薪ストーブを家の裏の緑地に置いた。肥料に使う草木灰もできるし剪定した枝の整理もできるすぐれもの。
弱点は薪を焚きつけるときの煙だ。 

「洗濯物が煙くさくなった、訴えてやる!」なんて 「お宅の木が陰になって洗濯物が乾く邪魔だぁ。訴えてやる。」と昨年怒鳴りこんできた横の住宅街のおじいさんがまたガナルに来るのに決まってる。

「 そうだ、おじいさんが起きて洗濯を干す前に火をつけよう!寒さの底だって、テレビで言ってたし雲も広がって来そう、チャンス!」
と昨夜から戦略を練り薪ストーブ決行日となった。 しかし七時過ぎ煙突から煙があがるとおじいさんが窓を開けて何度も咳払い。寒いのに窓わざわざ開けることないのにね。

昨年息子に作っといてもらった薪は乾燥していて燃やしていてもほとんど煙が上がらない。おじいさんも咳払いもあきらめたようだ。なんだかイタズラを画策している中学生のような気分。沸かしたお湯でモーニングコーヒー、ホームレスの気持ちがわかるねぇ、解放感がたまらない。

煮えたぎる鍋のお湯に冷蔵庫の玉ねぎと人参をまるごと投げ入れ 、自家製の芽の生え出したじゃがいも、干したローズマリー、そばに生えてたフェンネル、放置された剪定枝からとった 月桂樹の葉っぱ、その他お正月の残り物のベーコン、それから牛スジを買い足して入れお昼すぎまでぐつぐつ煮た。

で本日のビーフシチューは五星レストラン級!

薪ストーブが家の中にある家に住みたい。無煙の煙突のね。

2012年1月12日木曜日

りゅうのひげ作戦


冬は勝負時、作業するのはとてもラク。土との格闘で体はホカホカになるし、寒いので立ち止まって話しかけられる事もない。陽射しや暑さの方がずっと恐怖だ。

わたしはシャベルで土や投棄された石ころを掘り返し道路の縁に”りゅうのひげ”を植えることにした。近くのホームセンターで安い箱入りのを見つけたからだ。今日は作業できなかったけど明日は作業三日目、土木職人ぽい恰好で第一段階の植え付けを完了させるんだ。

長男は自慢の筋力ですてきな畑を作っている。カキガラ石灰や牛フンも混ぜて春の準備が着々と進んでいる。

あきらめていたほうれんそうが芽を出していた。嬉しい!明日も水やりに励もう。

貨幣経済の恩恵には浴しないけど、GNH と健康感は急上昇している感じ。

写真はせっせと働く(働かされていると嘆く)我が家の男達。




2012年1月7日土曜日

2012

2012年  新しい年が来ればすべて哀しみも罪も洗濯機の脱水装置のように過去の渦となって洗い流されまったく新しい時が流れ出してくる、と幼いころ思っていた。

今年は何だか子供のようにそう思いたい。


はじめまして2012年。

正月休み、久しぶりに新宿の末広亭に。「やっぱり正月は寄席だ。」と言い張る我が家の主人。「落語なんて好きじゃない。正月は歌舞伎だ。」と言い張る長男。だが歌舞伎のチケットは売り切れ。で里帰りした次男と三人で久しぶりに新宿に出かけることになった。

正月の新宿はいい。いつもの殺気だった街とうって変わってゆったりムードなんで どこまでも歩けそう 。でも高層ビルの谷間にみごとに埋もれてしまった末広亭。場所がわからなくなって息子のスマホのナビに頼ってやっとのこと到着することができた。
もう少し江戸情緒を残した街作りにしてほしかったなぁ。
末広亭では「ここ空いてますよ。」と小学四年生くらいの少年が席を空けてくれた。やっぱり寄席に来る子は違うなぁ。ありがとうょ。
多分十数年前 なんだか話の中身も忘れたけど抱腹絶倒させてもらった”昇太”が登場した。でもなんだか今はテレビに出てるせいだろか、ちょっと話の品質落ちたような気がした。
景気の反映か、晴れ着の女性は誰もいなかったような気がする。
寄席の後は息子の陸上用シューズ探しにつきあう。

家族が無病息災で、家でお雑煮をいただく平凡な正月が良い。久方ぶりにこの正月休みゆっくり過ごせたと安堵したのもつかのま、一昨日森に不審者侵入の痕跡を発見。又 水運びと共に長男と一仕事。


写真は正月なのに玄関に凛と咲いてる  有機、無農薬のバラ。ことしもバカで良いから好きな草や植物、木々と共に生きようぞ。

朝、レモンの木の下にはびこったはこべ、畑の小さな大根 と糸のような人参を抜いて七草がゆを作った。一昨日、スーパーで思わず七草がゆセットに手が伸びてしまったんだけど。
小さな自給自足に大満足!