2012年6月16日土曜日

ブルーべり-の木の下に



昨日 ウラの草刈りをしていたら 可愛がっていた ノラネコ が ブルーベリーの木の下に横たわっていた。動かない。 キャットフードをセッセと買ってきた我が家の主人。 恋人の代わりにしていた長男。猫嫌いだった私を変えた美しいノラだった。

あの猫が草刈を終えたブルーベリーの木の下で亡くなったのは何か意味があるような気がする。
「森に植えた十数本の苗達もちゃんと育てなさいよ。」とわたしに教えているようだ。そのまま木の下に土を盛りお墓を作って、咲き誇っているバラのプリンセスモナコをお供えした。ありがとう、今まで
わたしの家族と過ごしてくれて。

ひとつの時代が終わったような、気がする。
立ち止まる事ができない、時。


きょうは本屋さんで、一年間お金を使わないで過ごしたイギリスの若者の本を立ち読み。
ミントティーを作って飲んでいるところに変に共感して喜ぶ。本を翻訳した人も半農、半翻訳だそうでちょっと親近感。
わたしの祖母は、おしゃれで経済優先の祖父と正反対、農家出身で何でも地味に手作りしていた。高齢になっても鶏を育て卵は人気商品で宣伝もしないのにけっこう街の人がわっざわざ買いに来ていた。母はケチな人、とけなしていたけれど これからますます世界経済は混迷。けっこう貨幣経済に頼らない祖母の何でもかんでも「もったいない。」と言うケチケチ自給自足的生活が手本となる時代がくるかも。


コッツウォルズの白鳥のアップに失敗。またまた煙突のある風景。



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